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コンスタンス・スプライ鉢植苗
イングリッシュローズのコンスタンス・スプライは、細めの枝が長く伸びるつるバラです。
たくさんのシュートが出ています。
この品種は枝を短く切り詰めると花数が減ってしまうため、フェンスで枝を寝かす仕立て方が向いているのですが、
今回はポール仕立てで、できるだけたくさん花が咲くように誘引してみたいと思います。
コンスタンススプライは枝がしなやかなのでポールにも誘引しやすいですが、すべての枝を上まで巻くのではなく、
下の方で切る枝と上まで持っていく枝をまんべんなく配置するようにします。
つまり、枝の切り口が下の方から上の方までバランス良くあるようにしてポールに抱きつけます。
ポールにぐrぐるぐると巻きつけても、花枝は上の方から上がる場合が多いため、無理にぐるぐる巻く必要はなく、
ポールに枝を抱きつける感じで結わえれば良いです。
2019-11-14 21:02:36
80年近く前に作出された品種ですが、とても返り咲き性が強いシュラブ樹形の品種です。
花持ちが良く、1番花は1週間以上咲いていますし、凋花切りするとまた咲きます。凋花切りしないと、実がなります。
シュートもある程度伸びて咲くので、自然樹形で楽しむ場合、一度早めにピンチして枝分かれさせると良いです。
2014-08-18 23:24:43
セプタード・アイルの2番花。1番花の凋花切りを少し深めにしたのですが、ちゃんと花枝が上がってきて咲きました。
この品種は多肥でも大丈夫で、モダンローズ並みに追肥を入れてます。シュートが長く伸びるので、商品(鉢)では、
早めにシュートを切って、枝数を多くするようにしています。
2014-08-18 23:16:19
53年前の品種です。花弁数の多い剣弁高芯咲きで、強い香りがあり、切り花にも良い品種。
花持ちも良く、この暑い時期の2番花ですが結構良い花が咲いています。
2014-08-18 23:05:07
マダム・ヴィオレは遅咲き品種です。
ほとんどの株が2番花の凋花切り後といった感じですが、遅くに切った株の2番花が咲いています。
8月の花はどれも小さく薄い色ですが、ヴィオレはステムが長く、この時期の花でも良い切り花になりそうです。
2014-08-17 18:55:19
先日の台風11号に続いて、連日の大雨で、黒点病がちらほら出てきました。
写真の品種はイングリッシュローズの「クロッカス・ローズ」。
イングリッシュローズは、秋剪定まではブラインドや出開きと言った小枝も全部残して、わさわさ茂らせているので、
中の方が乾きにくく、黒点病やハダニが出やすい環境になっています。
1週間前に消毒したのですが、乾く間もなく雨が降ってきて、薬の効果が弱かったようです。
昼前から雨も上がって葉が乾いてきたので、早速消毒しました。
本日は、プラス10(アミノ酸系活性剤)、ノースキトン(キトサン)、サルバトーレ(殺菌)、トレボン(殺虫)、
展着剤は浸透効果が高く薬害が出ないアプローチBI。
それぞれ規定倍率プラス1割水を多くしています。
黒点病は、予防第一。発病した葉は元には戻りませんから、残っている葉を落とさないよう、新しく出た葉を感染させないように
するのが確実です。葉に水が6時間以上ついていると、感染していきますから、長雨や夜露で広がります。
能勢は夜の気温が平地よりも5度ぐらい低く、隣が川でその向こうは水田という環境なので、夜露が多く、
黒点病は真夏でも広がります。気が抜けません。
2014-08-17 18:49:04